▼ 廃タイヤの破砕処理
タイヤ資源化工場
ELV解体工場で回収したタイヤの中で、中古タイヤとして販売することができないものは、タイヤ資源化でチップ化します。
- 1次破砕
コンベアから運ばれたタイヤをある程度の大きさまで破砕します。
- 2次破砕
破砕されたタイヤは、さらに50mm以下まで破砕します。
- スチールワイヤーの除去
磁力選別機で、タイヤ内に含まれているスチールワイヤーを取り除きます。
- タイヤチップ
チップ化されたタイヤは、製紙会社などのボイラー燃料として売却します。
RPF工場
RPFとはプラスチック、紙くず、及び木くずを原料とした固形燃料です。
ASRに含まれるプラスチックなど、埋め立て処分されていた廃棄物を原料にすることで、埋立量の削減、化石燃料使用量の削減、CO2排出量の削減などが期待できます。
- 原料の受け入れ・保管
原料となるプラスチック、木くず、紙くずを受け入れ、一時的に保管します。
- 原料の投入
原料は、プラスチックや木くずなどの素材ごとに投入します。
- 原料バンカー
投入された原料はそれぞれの原料バンカーに貯留され、一定の配合になるように成形機へ送ります。
- RPF
成形機に送られた原料は圧縮の際に発生する摩擦熱によって固まり、製品となります。