機密書類の処理フロー
-
1集荷
集荷は、IDなどの本人確認が容易な身分証明書を持参した集荷作業員が行います。
運搬には、4tの箱型車両を使用し、荷物の搬入・搬出時以外は荷台を施錠することで、飛散や紛失を防ぎます。
運搬経路は、車両に搭載されたGPSで追跡することができ、不審な点がないかルートの確認も可能です。 -
2計量・搬入
回収した機密書類はトラックスケールで計量し、機密書類処理室へ運びます。機密書類処理室へは入口の警報装置を解除し、車両ごと入庫します。
入庫しましたら、入口シャッターを閉鎖し、外部と遮断してから搬入用エレベーターで2階の処理室へ機密書類を搬入します。搬入時のセキュリティ
- 作業員は情報の持ち出しや紛失・複写の防止のため、入出庫管理簿を記入し、ポケットの無いつなぎに着替え、トランシーバー以外の持ち物を全てロッカーに入れて施錠します。
- 機密書類処理室内の防犯カメラは、車両の荷台の奥までみることができ、全ての機密書類を搬入しているかが確認できます。
- 搬入用エレベーターの警備装置により、処理室には作業者以外入退室できません。
-
3分別・破砕
処理室に搬入した機密書類は、ここで初めて開封し、クリップなどの金属やプラスチック、リサイクルできない紙とを分別します。
機密書類は、破砕機で約1cm×5cmの紙片(A4用紙1枚で126ピース程度)に破砕し、専用コンテナに入れ、飛散しないように保管します。
分別した金属やプラスチックなどは種類ごとにリサイクルします。 -
4圧縮・梱包
破砕した紙片は古紙ベーラーで約1m×1m×2mのサイズに圧縮・梱包します。
圧縮・梱包したものは製紙メーカーへ出荷し、再生紙の原料としてリサイクルされます。古紙ベーラーでの処理については紙のリサイクルのページをご覧ください。
安心してご依頼いただけるために
- 処理の監視・立ち合い
- お客様により安心していただくために、機密書類はお客様の立ち会いのもとでの処理が可能です。
各監視カメラの映像は、モニターに映してご覧になれますので、現場で処理の様子を確認しなくても応接室にて確認いただけます。 - 録画映像のDVD渡し
- 立ち合いやモニターでの確認ができない場合は、処理の録画映像をDVDにコピーしてお渡しすることも可能です。
- 破砕処理証明
- 機密書類の破砕処理が完了しましたら、破砕処理証明書を発行しお渡し致します。
- 未開封での破砕処理契約
- 開封せず箱ごとの破砕処理を希望される場合、お客様から密閉ダンボールによる集荷を致します。ただし、製紙原料としての品質を保つため、またシュレッダーの破損を防ぐため、契約の際に、禁忌品(金属やプラスチック類)の混入していないことを明確にしていただきます。